株の売買は一瞬が勝負!株価の変動に対応できていれば一山と言わず二山も三山も当てられちゃいます。そこでどうやって株価の変動に対応していけば良いのか当サイトを参考にしてみてください。

セルシード操作疑惑や提訴受けた沢井製薬株価

2014年1月、株価が大きく変動した企業がありました。その1つが、東京都新宿区に本社を置く精密機器メーカー、株式会社セルシードです。細胞シート再生医療事業などを主な業務とする同社は、2001年設立のバイオベンチャー企業で、2010年3月に東証ジャスダック市場に株式上場しました。理化学研究所のSTAP細胞論文に関する報道があった2014年1月下旬、同社株が急騰する場面が見られました。イギリスの科学雑誌にこの論文が掲載された翌々日の1月31日、同社の株価は年初来高値となる2,400円を記録したのです。これは、STAP細胞に使われた細胞シートがセルシード社製であることや、同社の社外取締役がSTAP細胞研究の当事者と関連ある人物であることなどが材料視されての急騰でした。一部の関係者からは、これはある種の株価操作だったのではないかという声も上がっています。真偽のあやふやな研究論文を有名科学雑誌に掲載させ、そこで関連企業の株価が急騰したところで株を売り抜けたのではないか、という疑惑です。
さて、セルシード操作疑惑と同じ時期、2014年1月下旬に株価が目に見えて下落した製薬会社があります。大阪市淀川区に本社を置く、ジェネリック(後発)医薬品大手の沢井製薬です。2014年1月上旬、7,000円を挟んで推移していた同社の株価は、1月16日の終値が前日よりも200円ほど下落し、それ以降の数週間も下落傾向が続きました。2月上旬にはついに5,600円台を付けるまでに下落します。これは、別の医薬品企業が、自社の商標権を侵害するとして沢井製薬の後発医薬品に対し製造販売差止等を求め、2014年1月15日付で東京地方裁判所に提起した時期とちょうど重なります。